
プロフィール

石川 義和 いしかわよしかず
雅号驢庵 roan
1951年、東京品川生まれ。生粋の江戸っ子。小学校から大学までサッカー部。東京都立久留米高校在学中、美術教師であった現代仏画の第一人者染川英輔先生に出会い、その作品に感動し絵画の道を志した。
武蔵野美術大学日本画学科入学後は、当時の教授塩出英雄氏・毛利武彦氏・麻田鷹司氏のもとで学ぶ。この時期から日本画団体「創画会」への出品を始める。また、同期生と共に武蔵境にて日本画教室を開講する。同時期に小・中・高校の講師となり、1982年から2006年まで、美術科教諭として教鞭を執る。教育者としての活動と両立しながら創作活動を続ける。この間、画題を広く求めスケッチ旅行を続けながら、素描展「解纜展」1994年~1998年(計10回)、個展(銀座渋谷画廊)1997年 等を開催した。

2007年早期退職し、作家活動に専心する。従来より魅かれている北国の自然風土・生き物・人々や祭り、また、インド・中国・ヨーロッパの風土にも触発され、多くのスケッチを描き続けた。
2011年 東京と青森の2会場で展覧会を開催する。この会では咲き誇る桜に精霊や天女が集う大作「櫻霊」を発表している。石川のこだわりは、『素晴らしいものを見たときの感動や高揚感を描き留めておきたい。絵画は、写真ではなく、自分だけが感じたものを表現できるから・・・その一心です。』という姿勢である。
略歴:
- 1951年
- 東京都品川に生まれる
- 1970年
- 武蔵野美術大学日本画入学
- 1973年
- 「2人展」銀座 竹川画廊
- 1974年
- 武蔵野美術大学日本画科卒
- 「日本画秀作展」小田急デパート
- 1976年
- 「2人展」銀座 渋谷画廊
- 1979年
- 公募団体「創画展」(以後数年出品)
- 1979年
- 公募団体「創画展」(以後数年出品)
- 1982年
- 都立高校教諭として勤務(以後24年間教鞭をとる)
- 1992年
- 観蔵院薬師堂天井画作成
- 1993年
- 大分県玖珠郡養専寺 天井画作成
- 1994年
- 「解纜展」武蔵小金井橋本画廊(計10回展)
- ~1998年
- 染川英輔画伯 川崎大師経堂天井画制作助手
- 1997年
- 「第一回驢庵展」個展 銀座 渋谷画廊
- 2007年
- 「第一回驢庵教室素描展」ギャラリーベルハウス
- 2010年
- 「第二回驢庵教室作品展」練馬区立美術館
- 2011年
- 「第二回石川義和作品展(東京展)」個展 東京練馬区立美術館
- 「第二回石川義和作品展(青森展)」個展 青森県立美術館
- 2013年
- 「第三回石川義和素描展」個展 東京練馬区立美術
- 「第三回驢庵教室作品展」練馬区立美術館
- 2014年
- 「第四回石川義和作品展」個展 東京交通会館パールギャラリー
- 2015年
- 「第四回驢庵教室作品展」東京交通会館エメラルドルーム
- 2017年
- 「第五回石川義和作品展」個展 東京交通会館ゴールドサロン
- 2019年
- 「第六回石川義和作品展」個展 宇フォーラム美術館
- 2020年
- 「石川義和作品展」企画展 光画廊
- 2021年
- 「石川義和作品展」企画展 沼津ストリートギャラリー
- 「第五回驢庵教室作品展」所沢市民文化センター ミューズ
- 「第七回石川義和作品展」個展 東京交通会館ゴールドサロン
- 2023年
- 間質性肺炎により12月15日永眠
- 2024年
- 「石川義和一周忌展」宇フォーラム美術館